ANA2153 成田-新千歳 Premium 搭乗記

今回は受験生の頃から夢に見ていた
「自分で稼いだ金で行く、プレミアムクラス北海道旅行」
の往路をレポートさせていただく。

実はこの「自分で稼いだ金で」と言うのが最も重要な所なのである。
もちろん親から学費やら家賃やらを出してもらっているからこそバイト代を小遣いに回せているという現実もある。
しかしながら自身の置かれたある種恵まれた環境下で、僕が出来る最大限の経済活動を行ったことで得られた対価により実現されたこの旅は、僕にとっては非常に大きな意味を持つものであったことを前もって書かせていただく。

さて、この旅の前に名古屋で高校時代の親友二人と定期同窓会を行ったため、名古屋から夜行バスを利用し東京入りしスカイライナーで成田へやって来た。空港へ到着したのは午前7時前である。

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国際線利用ではないが成田空港第1ターミナルに来たら4階まで上がってこの眺めを楽しまねばならない。
「これから旅に出るぞ」という気になってくる。(※感じ方には個人差があります。)
どうせ飛行機に乗るのならばウキウキ度をマキシマムにまで上げておいた方が得である。

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そして次にやって来たのはANA ARRIVAL LOUNGEである。
今では僕もスーパーフライヤーズの家族カードを手に入れたのでいつ飛行機に乗ってもANA LOUNGEは利用できるが、今回はきちんと「自分で稼いだ金」で「プレミアムクラス」に乗るので堂々と利用できる。

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空腹を満たすため軽食のサンドイッチをいただく。
ここでのポイントは無料だからと言って皿に何個も盛ってこないことである。
この時ラウンジに居たのは国際線で帰ってこられたご夫妻とビジネスマンの数名だけであったが、それでも「やや控えめに」、「上品に」行動するのが良い。
この落ち着いた大人の空間に自らを溶け込ませるのも一つの嗜みなのである。
そして朝のコーヒーを飲みながら周囲の会話に耳を傾け、勝手ながら他人様の海外旅行の思い出話を楽しまていただくのである。

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続いて長距離移動の疲れを癒すため、シャワールームをお借りした。
国内線利用でありながらラウンジでシャワーを浴びられるのは成田発便ならでは。
汗を流して髭を剃り、体も心もサッパリ。これでプレミアムクラスに乗る準備は万端だ!

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少し早めにラウンジを出て本日の搭乗ゲートAにやって来た。
出発の数時間前に搭乗口変更のメールが着てオープンスポットから変えられてしまった…。ちょっと残念。

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成田発だけあってスターアライアンスパートナー各社のコードシェア便名が並ぶ。
そして出発15分前になり優先搭乗が始まった。
それと同時に何も知らない中国人のおばちゃんが入ろうとしたが係員に止められている。それを横目に僕は改札機を通過した。

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雨が降りしきる成田、これならオープンスポットじゃなくて良かったかも。
機材は14年4月導入の75ANだ。羽田-新千歳-成田と飛んでこの2153便に充当された。

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席に着くと直ぐにCAさんが挨拶に来てくれた。
「本日もご搭乗いただきありがとうございます。新聞などお持ち致しましょうか?」
こんな絶対に新聞なんて読みそうもない若造にもきちんと聞いてくれるところが嬉しい。

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さて、シップは定刻で出発しRWY16Rを目指す。
背後では北京から到着したJA8664がカーゴエリアに向けて走行中である。

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厦門行きJA617Aが豪快に水しぶきを上げながらテイクオフローリング。
この数秒後には霧に隠れて見えなくなってしまった。

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「ポーン・ポーン・ポーン・ポーン」
「皆さま、離陸いたします。シートベルトを緩みのないよう、もう一度お確かめください。Ladies and gentleman, we are now ready for taking off. Please make sure that your seatbelt is securely fastened. Thank you.」
さぁ飛ぶぜ!ただ座っているだけだがこのアナウンスを聞くと妙に気が引き締まる。
しかしまぁ視程が悪いし灰色の雲がベタッと立ち込めている…。今日は揺れそうだ。

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予想通り結構大きめの揺れが長く続いたが、離陸から十数分後には朝食サービスが始まった。
パストラミビーフのサンドイッチに、ポークとフォアグラのリエット、それからオリーブとフェタチーズ。
これは「飲んでくだい」と言わんばかりのラインナップではないか。まだ午前中だがスパークリングワインをいただいてしまった。

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高度1万1千メートルで青空を見ながらの食事。贅沢な時間が流れていく。

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この日、プレミアムクラスを利用していたのは僕を含めて2名だけ。とても静かだ。
モニター横にはWi-Fiサービスのステッカーが貼ってある。
予めスマホにアプリを入れておけば無料でデジタルコンテンツが楽しめるようだが僕には必要ない。
時々変化するエンジン音と風切り音をBGMとして、ただボーっと空を眺めているだけで十分なのである。

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高度が下がり始め、最後にコーヒーをお願いした。プレミアムクラスだと専用のカップに注いで持ってきてくれる。
またカップのデザインとシートの色使いに統一感があって良い。

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雲の下に出るといかにも北海道らしい景色が広がった。格子状に規則正しく整備された耕作地は開拓地域ならではだ。
また区画によって色が異なっており休耕地かどうかもすぐに分かる。

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道央連絡道路の上を通過、もうすぐRWY19Lへ着陸だ。

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お隣の19RからはJAL機がエアボーン。
2本の滑走路で離着陸が引っ切り無しに行われる新千歳では機内に居ても飛行機撮影が楽しめてしまう。

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プレミアムクラスだと降機時の優先権があるがそれを放棄、例の如くシートを撮らせていただいてから機内を後にした。
あまり良い評判を聞かない革張りの新シートではったが、個人的には十分快適だった。
沈み込みが弱いため座り心地は旧タイプの方が良かった気はするが、リクライニングがスライド式になったため遠慮なく倒せる点テーブルが大型になった点はもう少し評価されても良いと思う。

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さ~て、ついに来たぜ北海道!
受験生時代から叶えたくて仕方なかった旅行の始まりだぜ!!
んっ、そう言えば僕の預けた荷物はプライオリティーで早く出てくるんだった。到着口へ急がねば!!

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CTSですね

管理人様こんにちは
リニューアル一発目が、いきなりの大型企画。いろいろな意味でいつもとは違う遠征ですね。今後の展開が楽しみです。P席は賛否両論ありますね。座り心地はファブリックのほうが好みです。が最新デザインなのでくつろげますよね。初めてこのシートに乗った時は爆睡してしまいました。があの肌に貼りつく感は慣れません(苦笑)

Re: CTSですね

出戻り様

 こんばんは。
 遠征記は毎回気合を入れて書いてますが、今回は特に力が入ってます(笑)
プレミアムクラス、新型のは仕切りが大きくてプライベート感がありますし、仰る通り寛げますよね。
ただ革だとどうしても…。汗をかきやすい夏場はよろしくないですかね。
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